◆社長挨拶◆
養殖業界にとってもそれは重要な問題です。生殖機能をかく乱すると言われる環境ホルモン、エルニーニョによる異常気象は魚を育成させるには厳しい状態であることは間違いありません。環境保護を進めることはもちろん重要です。しかしそれだけでは養殖環境の向上は望めません。どのような環境にも左右されずに良質の魚を大量に生産していくことが重要なのです。 私たちマリンテクノサービスは、養殖業者の方々を様々な角度からサポートしています。中でも養殖専門の獣医師が魚の安定した養殖を実現するために、防疫力の向上や養殖魚の質の向上など専門的視点に立ったフォローを行っている点は養殖業界に取っても必要不可欠との評価が得られています。 1998年7月には、食品の製造段階から出荷までの衛生管理を徹底するHACCPが施行される可能性が高くなりました。この法案により養殖業界は、環境問題と併せて、さらに厳しい状況になっていくことでしょう。つまり良質で安全な魚でなければ受け入れられない時代が訪れようとしているのです。 マリンテクノサービスは時代の声を形にした『テクノ式防疫法』で、養殖業界の方たちをサポートし、良質で安全な魚を消費者に提供し続けていきたいと考えています。 |
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【経歴紹介】 昭和14年 5月 1日 生まれ 昭和39年 3月 鹿児島大学 農学部 獣医学科 卒業 同 年 4月 塩野義製薬 入社 〈同社における活動内容〉 ・人間薬の実務的普及活動(約10年) 大学病院の医師を対象に各種抗生物質及びサルファ剤等の 使用方法、効能効果についての学術宣伝活動 ・動物薬の実務的普及活動(約10年) 産業動物の(牛、豚、鶏)の生産現場における、防疫診療 「予防医学的診療」活動に従事 ・水産薬の実務的普及活動(約15年) 九州の生産地において養殖魚(ブリ、タイ、フグ、ヒラメ等) の生産現場における、防疫診療「予防医学的診療」活動に従事 平成 3年 8月 塩野義製薬 退社 同 年 8月 家畜診療所 養殖研究所 開設 平成 5年 3月 潟}リンテクノサービス 設立 代表取締役に就任 現在に至る |